いやー、認識が間違っていました。というか元々この分野はあまり詳しいところまでは知らないんですが。
Blu-Ray Disk(以下BD)のROM規格は策定されていなかったんですね。
通りでHD-DVDがPC採用とのニュースがかける中でPCむけBD-ROMの存在が無かったわけですね。
そりゃ作りたくてもメーカーはライセンスなどの関係もあるでしょうが、企画がそもそも無いわけですから
製品化できるわけが無いのですね。
よってPC分野においては完全にHD-DVD有利とみなせるのでしょう。
しかし、実際は等倍速からスタートするわけですから、現行の16倍速までに高速化したDVD-Rでも事足りることが多いでしょう。
他に、HD画質で録画できるPC用チューナーが極一部のメーカー製PCを除いて存在しない現状では、データ保存以外に使う機会が
無いというのも本音だったりしますね。
PCユーザーがそんな大容量のメディアを使うときはHD丸ごとバックアップくらいしか思いつかないのですが。
まぁ、メディアの価格を考えてもノーマルDVD優勢はしばらくは変わらないでしょう。
BDは登場時点ではそもそもPCでは読み込む手段すらないわけですから、仮にHD動画をえられたとしても編集し書き込むことすら
出来ないわけですがね。ということでしばらくはHD-DVD安泰。


ところで、HD-DVDにはコピー制御技術が既に実装されている?らしいですが、BDにはまだROMの規格策定段階ということもあり
PC用ドライブとして使用した場合に非常に怪しいようで。
というのもDVIヤ内部バスなども暗号化する技術を新たに開発しない限りは、現在の機器では生データ垂れ流しなので、
コンテンツを再生した場合にデータをコピーされる可能性があるわけですね。
この問題が出るのがBDだけしかみたことが無いのですが、HD-DVDはどうなってるんでしょうね。
モニターも暗号化対応のものでない限りDVIをいじれることは無いんですがね。
もっともモニターに限らず、PCの基本ハードウェア前レベルで対応しない限りやりようが無いんですが。
無論OSにもいえることで、早くても07年ですよね。そのころまでにハードの規格が出来てるとも思えず。
PCでのハイビジョン動画鑑賞が自作PCでも録画してそのまま残せるようになるには大分後になりそうです。
いい加減アメリカみたいにコピー制限なんてなくせばいいんですがね。うらやましい。