山手線は34.5kmの環状線な訳ですが、今は一周58分で回れるらしいです。
というのも、E231系500番台に完全に車両移行が進んだおかげで、デジタルATC
導入できたことにその成果があります。
ATCを導入している車両自体が、割と少ないだけにデジタルATCの効果はどれほど凄いのか
ってことになりますが、アナログのときとあまり変わらないっぽいです。
ただ、細かくブレーキをデジタルでかけるため、その辺りが車両間隔を一定に保つ必要の
ある環状線には、トータル的なタイムロスがなくなるということなんでしょう。


ところで、ATCですが、あれは自動的にかかるために意図しないところでブレーキが働いて
しまうわけです。電車に乗っていて急にブレーキがかかったり加速したりするのは、
運転手の責任ではなく、ATCの自動コントロールによるものが大きかったりします。